文字のフォントのイメージによって、純和風で落ち着いた雰囲気になります。
またおしゃれさを演出するならば形状や字体にこだわることが重要です。
文字の装飾には大きく分けて、セリフ体やサンセリフ体があります。
文字の線が均一で画一的なサンセリフ体は、読みやすく
視認性が良いことで知られています。
一方のセリフ体は装飾的で、おしゃれでデザインに優れる書体が
多いことが特徴です。この二つの字体をミックスさせることで、
デザインを垢抜けさせつつ読みやすく目立つのぼり旗になるのです。
例えばイベントの開催ならばイベント名はサンセリフ体にして、
イベントイヤーはセリフ体にするなどすればのぼり旗の視認性も高くなります。
合わせてイベントのテーマなどをのぼり旗に印刷する時には
バランスを考え、デスクトップパソコン上で確認しながら
フォント選びをしていくといいでしょう。
のぼり旗は以前ならば専門の印刷会社に依頼しなければ
作れませんでしたが、現在は業務用のプリンターの小型化や
高性能化が進み、街中にある小さな印刷店でも頼めるようになりました。
小口ののぼり旗の場合は、小さなオンデマンド印刷などを利用すれば、
郵送対応などを含めて比較的に安価にのぼり旗をワンオフすることが可能になります。
のぼり旗の色と形状について
のぼり旗で大切なことは、旗のカラーだと言われています。
遠目で見た時にも目立つのは、ジャンプ率の高いカラーです。
ジャンプ率とは周囲の色と離れた色相のカラーで、例えば都会では
ビルなどの灰色やブラウン系のカラーに対して、のぼり旗は
赤味の強い色にするといいと言われています。
のぼり旗の中でもジャンプ率を意識して、よりくっきりしたカラーである
赤の中に対して白など、目立つ色を選択するのがベストです。
これが郊外などの場合にはチェッカーフラッグを意識した白黒の枠を
外側に付けるなど、目立たせるような配慮が必要になります。
郊外の場合は複数の旗を同時に設置できるスペースがあるため、
いくつかの種類を組み合わせて使うなどの組み合わせも可能です。
目立つ色は赤系や黄色系、そこに目立たせる工夫をして、
企業やイベントのイメージカラーやキャラクターなどを印刷するようにしましょう。
視認性が高く一瞬見るだけでインパクトに残るものがお勧めです。
それでいて街や周辺との調和を考えて、美観を損ねないようにしましょう。
現在は形状も長方形だけではなく、W形に切れ込みが入ったものや、
アシンメトリーな形状なども選択可能で自由度が上がっております。